2012年11月28日水曜日

[拡張現実レポ]ヘッドマウントディスプレイ体験会!| AR(拡張現実)ソリューション体感セミナーに参加しました #AR #AugmentedReality

11月27日(火)に新日鉄住金ソリューションズ株式会社さま主催で行われた、

AR(拡張現実)ソリューション体感セミナー Innovative AR
〜「スマートデバイス」「透過型HMD (head mounted display)」を活用した、実機による『AR (拡張現実)ソリューション』 体感セミナー 〜

へ参加させていただきました。
(詳細はこちら

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会場近くからみる隅田川。きれい。

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会場のJR八丁堀駅から徒歩10分程度の東京住友ツインビル東館4F。

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参加者は少人数に絞りこまれていました。

こちらプログラム。

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【セッション1】「透過型HMD」の最新動向と、当社の『ARソリューション』のご紹介
次世代ITツールとしての「透過型HMD」の最新の動向と、当社の『ARソリューション』への取り組みをご紹介します。

【セッション2】 実機による『ARソリューション』デモンストレーション
<会場内に展示予定のデモンストレーション>

3次元認識を活用したARソリューション
「透過型HMD」VUZIX製STAR 1200XLを使用
製造業向け 遠隔地支援ソリューション
「透過型HMD」ブラザー工業製AiRScouter を使用
「透過型HMD」セイコーエプソン製 MOVERIOを使用
スマートデバイスを使用したARソリューション

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HMD(ヘッドマウントディスプレイ)でお腹がいっぱいになりそうなセミナー。

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セッションスタート!

■セッション1


新日鉄住金ソリューションズの井上さまのセッション。
印象深かったフレーズを以下抜粋。

・新日鉄住金ソリューションズは、4年前からAR技術に取り組んでいる(4年間研究)。
・親会社が品質を担保するために情報武装が必要であることがARの取り組みの始まりである。
・4年間試して、そろそろ市場が見えているので研究だけでなく出口を探す必要があると考えている。
・いろいろなクライアントを探していて、ニーズを探してている状態。
・どういう市場ににニーズがあるかを探っている状況。
・一緒に協力して取り組みたい。一緒にマーケットを開拓したい

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■セッション2


新日鉄住金ソリューションズの笹尾さまのセッション。
こちらも気になったフレーズを抜粋。

・50年間コンピューターは早く進化している。
・過去10年の発展はわかりやすい。
・2000年はハードディスクが10GB、1万円。2010年はSDカード16GBが2000円
・ハードディスクで記憶できる容量が増えている
・モノが小さくなっている。高性能・小型化・モバイル化。人によって見え易い進歩
・1人あたり100個あたりのプロセッサが利用されている
・10年で10倍程度。あと10年でひとり1000個使う社会がやってくる。過去を見ても自然の流れである。
・コンピューターは偏在化して、現場で作業支援してくれる道具になっている。
・1立法ミリメートルのオールインワンコンピューターが存在する、太陽光電池で利用出来る。小さなコンピューターが世の中にばらまかれるのはおかしくない。
・軽量・高視野角の光学シースルー型ARメガネの価格推移。H22.4では1億円かかっていたが、H24.4では10万円程度まで下がっている。

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■スマートフォンやタブレットと比較した場合のARメガネの優位性(回答数順)


・両手が自由に使える
・周りの様子と情報が同時に見られる。
・いつも目の前に情報が表示される。
・文字の大きさが変えられる。
・文字が大きく見える。
・見えている画面が他人にわからない。
・画面の向きが変わらない。

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・クラウドプラス(実世界を捉えること。現場の情報を捉えること。コンピューター対人間。)
・コンピューターを人間がいい形で付き合える方法
・AR(狭義):カメラ腰に風景を観るとCG画像があたかも現実に存在する技術
・AR(広義):人間がやろうとしていることをコンピューターが能動的に支援することで、人間を「スーパー人間」にする技術
・手ブレ防止機能も触覚ARといえるのではないか

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デモムービー紹介。

■データセンターでのヘッドマウントディスプレイ活用事例


・現場作業者がLANケーブルの差し込み口の情報が、ヘッドマウントディスプレイで可視化されるために誤作業を防ぐことが出来る。
・従来ペーパーを見ながら作業をしていたが、ハンズフリーで作業か可能となる。

■ヘッドマウントディスプレイを装着しながらの、モーションでの遠隔操作


・指先を認識して、ヘッドマウントディスプレイに表示される電源オンオフボタンを押すことが出来る。
・エプソンのモベリオを活用。

■スマートフォンをカタログをかざすと3DCGが表示される


・トータル・イマージョンの技術を利用。
・スマートフォンで構造物を表示。

■壁に文字を書く時に、プロジェクターに文字を映し出してなぞる


・プロジェクターでARマーカーを照らすと、文字が浮きあがる。
・現場で手書きをするシーンが残っている。間違いなくプロジェクターで文字を映しだしなぞる。
・ARメガネいらず。

■聴覚障害向けの災害時での避難に活用


・エプソンのモベリオを活用。
・15台で実験。避難誘導できるか?
・メガネをかけて、避難経路や情報を表示。

■3次元計測カメラを利用した3次元再構成


・3Dスキャナを利用して風景全体をスキャンする
・低コストで現場の様子を3Dデータとして保存できる。
・Eコマースのサイトで写真ではなく3Dをアップすることも簡単になる。

■3D映像のリアルタイム配信


・3次元計測ができるカメラにより、遠隔地を歩きまわるようなことが出来る。

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・ARは現実社会にミックスする技術

■ヘッドマウントディスプレイのメリット



[メリット]
・ハンズフリー、アイズフリーで作業効率
・技能伝承
・遠隔地連携
・作業手順の教示、その場での誤りチェック
・検品や点検の効率化・記録

■ARフレームワーク やおろず(新日鉄住金ソリューションズ)


・よく利用する機能を共通化している
・各種デバイスや画像認識ライブラリを柔軟に利用出来る

■ARを活用したシステム構築


・なかなか一式入れて欲しい、という案件はないが、R&Dは多く、来年度から案件が進んでくると予想される。
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セミナー終了後は実機体験会。

■製造業遠隔地支援システム



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ブラザー工業さんのHMDを利用。

■災害情報支援システムの実証実験



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■3次元認識とARシステム



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VuzixのHMDを利用。

■VizusのHMDを利用したカタログAR


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■トータル・イマージョン社の販促でのARデモンストレーション


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(まとめ)


実証実験が多いようですが、作業現場での支援システムとして導入が徐々に進んでいる印象です。
ソフトウェア開発環境が整うのも、そう遠い将来ではないと思います。
とは言っても、未来を語るだけでなく、「現時点でHMDができること」「将来HMDができること」の点を線で結びつけることが大切ですね。
当社レイ・フロンティアとしても、市場をつくりあげる一員で居続けたいね。

参加者との主催者とのコミュニケーションをとる時間がしっかり確保されている素晴らしいセミナーで、大変有意義な情報交換の時間を過ごすことができました。
新日鉄住金ソリューションさま、ありがとうございました!

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